日本はいろんな意味で綺麗だからいいですね〜。
さて、なんだか需要がありそうな気がしたので、マニラの面接で聞かれたことをまとめました。
海外(特にフィリピン)での就職を考えている人の参考になれば幸いです。
定番系
ほぼすべての面接で聞かれたジェネラルな質問シリーズ。
なんでフィリピン?
絶対に聞かれる質問。シンガポールやマレーシアとかじゃなくて、なんであえてここ?とか、危ないイメージ持たなかった?とか。
そりゃ気になりますよねって話。
何年くらいフィリピン(うちの企業)で働く想定?
これも必ず聞かれた質問。日本の就活だと「もちろん退職までです!!」と答えるのがセオリー(な気がする)けど、私は正直に「3年程度です」と伝えていました。
ある人材会社さんには「短すぎると思われる可能性もあるから、ちょっとぼかしたほうが良いよ」と言われたので、「待遇や仕事内容によっては3年以上かも」と添えて(嘘ではない)。
ちなみに、とある日系企業からは「3年は短いな〜7年10年はいてくれないと…」と言われてちょっと引いてしまった… ここに来てガチンコ日系スタンスを求めるのかと。
10年もフィリピンにいるつもりはさすがにないです…。
とはいえ会社からして、ろくな成果も出さずに「そろそろ3年だな〜、いい経験できたし日本帰ろ!」なんて言う甘ちゃんはいらないわけじゃないですか。
この質問で「お前はどんなスタンスで働くつもりなの?」と確認にきてるな〜と感じました。
なので、単なる憧れやなんとなくではなく、キャリアとしてモノにするために来ているんだという覚悟を、「3年」の理由と一緒に説明するようにしていました。
面接官側の反応は総じて良かったんじゃないかと思います。
日本で就活はしなかったの?
これもほぼ毎回聞かれたかな〜。「旅行会社から内々定をもらって辞退しました」と伝えると、ほぼ決まって「今の選択は正しいと思うよ」と返ってくるという…(笑)
企業選びの軸は?
就活生にはお馴染みの質問。「営業させてくれれば業界とかどうでもいいです!」って答えてました(笑)
最終的には営業としての面白さと幅の広がり(キャリアと人脈って点で)を比較して決めたかな。
志望度は?なぜこの会社?
やっぱりこれ聞かれるんだ…と少し驚いた質問。
だっていかにも日本企業っぽい質問じゃないですか!
第一志望って答える以外に何があると!
…とはいえ、本命以外は適当にぼかして答えていました。嘘つくの苦手( ;∀;)
なんで営業をやりたいの?
企業選びの軸からの流れでこれ。営業だけしか見てないって言うんだから、当然の質問ですよね。
留学したことある?自分自身が海外インターンに行ったことは?
ないです!!と堂々と答えていました。特に気にされているようには思えなかった。気がする(ホント?)。
親は大丈夫?兄弟は?
これもほぼ必ず聞かれた質問。朝ドラ「花子とアン」の、はなが出版社の面接を受けるシーンを毎回思い出していました(どうでもいい)。
趣味は?卒業してからの2ヶ月間、何してたの?
カメラです!暇だったのでひたすら写真撮りに行ってました!と回答すると、場合によっては「僕もだよ」と趣味トークに花が咲くことも。
おじさま受けの良い趣味なのでしょう。
営業系
営業職志望ならではの質問シリーズ。学生団体時代は、具体的にどんなプロセスで営業した?印象的なエピソードは?
面接官「なんで営業やりたいの?」私「学生団体で営業をやってて…」 のあとに来る質問。
新卒採用というよりも、中途採用に近いスペックを期待して聞いてきている気がしました。
実際、これを聞いてきたのは内定先で、中途採用枠のみオープンだったから当然っちゃ当然。
うちの商品を売ることには興味ある?
これは聞かれる率が高かったです。営業の仕事についてイメージが持てているか、誤解がないかを確かめるという意図なのかな。モノ売り営業の場合、答えるのがちょっと難しかった…。
その他独特系
特に英語面接で、答えにくかった質問シリーズ。自分を形容詞3つで表すとしたら?理由は?(英語)
すごく悩んでいたら「じゃあ2つでもいいよ」と言ってくれました。救いの手。
(実は、adjectiveって形容詞だよね、そうだよね、、!?とパニック起こしてました(笑) 致命的なボキャ貧…)
外資などではけっこう一般的な質問なんだそうです。
焦ってろくな回答をした気がしない…。
あなた自身を私たちに売り込んでみて。強みと採用するメリットは?弱みは?(英語)
これは比較的ぱっと答えられたかな〜。形容詞の質問もこちらも、自己分析と的確に伝える力を見られますね。
営業職を希望してるわけだし、これくらいさらっとできなきゃだよな…。
雑談系
ここまで何で来たの?(なぜか聞かれることが多い)
私「バスで来ました」ローカル面接官「バス!君、バスに乗れるの!(マニラのバスはすごく乗りにくい)」
私「ジープもたまに使います。タクシー高いです」(※ジープ:乗り合いタクシーの大きくて危険版。駐在員は普通使わない。タクシーは日本人感覚ではすごく安い)
ローカル面接官「…oh」
なんか「なるほどパワフルだね」とか、やたら驚かれます。なぜ。
慣れたら安くて便利じゃないですか、ジープ&バス!
面接の雰囲気
日系の面接は少し固めだけど、それでも日本の就活よりはラフなものが多かったと思います。だから気負わず回答ができました。すごくリラックスしていたと思う。
ちなみに服装はこんな感じでした。
・ブラウス系のトップス(現地購入。暑いので襟なしばかり着ていた)
・黒のスカート(ユニクロ。スーツ用ではない)
・七分丈の黒ジャケット
・ストッキング&黒パンプス(就活用しか靴がなかった…orz)
・茶色のかばん
日系の面接なら、スーツのジャケットはあったほうがいいようです。
あとは「大事な商談をしにいくときに着るような服装」をイメージしていました。
日本の新卒就活みたいに、ビシッと全身黒!で決めるのは暑苦しいし浮く。
ある程度はラフでもだいじょーぶ。のはずです。責任は取りませんが。
こんな感じなんだな〜と少しでもイメージがつけば幸いです。
それではでは!
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