2015/05/14

【カリンゴ島キャンプ】お一人様ビーチキャンプに行ってきました。(メルセデス編)

綺麗な海に恵まれているフィリピン。
マニラからも、飛行機を使わずとも行ける離島・ビーチは山ほどあります。

その中の一つ、Caringo(カリンゴ)島へ、5月1〜3日の連休を利用して「お一人様キャンプ」に行ってきました。





カリンゴ島はマニラの南東、ビコール地方に位置する漁港町・メルセデスの沖にある群島の一つ。

日本のガイドブックに載っているはずがないくらい、ド田舎&マイナーなスポットです。


連休何しよっかなー、暇だなー、ビーチキャンプ行きたいなーと考えてた矢先、Facebookで流れてきたメルセデスの記事。
フィリピン・メルセデス町ツアー Mercedes, Camarines Norte, Philippines

「あ、ここにしよ」とほぼ即決でした。



行き先は決めたものの、あまりにもマイナーな場所なため、情報が途方もなく少ない。

Google先生が出してくる日本語の記事は、すべて先ほどの記事の執筆者、アオノトモカさんの旅行記ばかり。
他に行った日本人はいないんかーい!!


日本語の記事には交通手段が書かれていなかったため、主に英語の記事を参照して計画立て。
未踏の地っぽくてワクワク!


ざっくりスケジュール

5/1(金)
21:30 バス出発・車中泊

5/2(土)
6:30前 ダエト(Daet)着
10:00頃 カリンゴ島着
→シュノーケリング・島散策・テント泊

5/3(日)
16:00頃 カリンゴ島発
20:15  バス出発・車中泊

5/4(月)
4:00 帰宅
9:00 出社w


なんともタフな3泊2日でした!


行き方

マニラからカリンゴ島へは、ざっくりこんな感じ。

 マニラ(パサイ/クバオ)
  ↓ 長距離バス(8時間)
 ダエト
  ↓ トライシクル/ジプニー(20分)
 メルセデス
  ↓ 船(30分)
 カリンゴ島

トータルで片道9〜10時間ってところでしょうか。

長距離バス

1. バス会社/発着ターミナル

マニラ近辺からは、クバオかパサイからダエト行きのバスに乗ります。
ダエト行きのバスを運行しているバス会社と発着ターミナルをまとめると、、

 Philtranco:パサイ → ダエト
 DLTB:パサイ/クバオ → ダエト
 Starliner:クバオ → ダエト


家からはPasayの方が近いので、PhiltrancoかDLTBかの二択。

運行時間を確認するために電話をかけたのですが、Philtancoからは回答を得られたものの、DLTBは応答がなかったので、Philtrancoを選択。
フィリピンあるあるですね。


パサイ発着のPhilitrancoバスターミナルはこちら。
マカティ市内から、タクシーで15分程度です。



ちなみにDLTBのターミナルは、このほぼ隣にあります。



2. 運行時間

パサイ→ダエトは、片道8時間。
以下の時間帯に出発しています。

Philtranco
パサイ発:9:00am / 1:00pm / 8:30pm / 9:00pm
ダエト発:Bus No.が書かれている便が、当時運行していたものです。



DLTBのターミナルも覗いてきたので、パサイ発のスケジュールを貼っておきますね。




3. チケット
Philtrancoは、オンラインで購入できます
が、出発の3営業日前までのみなのでご注意を。


私は直前に旅程を決めたので、バスターミナルで直接購入。



当日のお昼に行ったところ「あと2席、一番後ろの席しか空いてないけど、いい?」と。
売れるの思ったより早い!ぎりぎりセーフ!

こちらがチケット。
片道551ペソでした。



帰りのチケットも買いたいと言ったら「着いてからチケットオフィスで買ってくださいな」とのこと。まじかー。

帰りのチケット買いそこねて帰ってこれないという悲劇が一瞬よぎったけど…
うん、なんとかなるっしょ!




さてさて、いざ出発です。

普通の観光バスっぽい感じ。
ちょっと古いしシート固いし狭いけど、なんとかがんばれる。





6時頃、ほぼきっかり8時間で到着。
帰りのチケットを買ってから移動する予定が、チケットオフィスは7時オープン…なんだと…!

仕方ないので待つこと1時間。
やることもないので、ぼーっとテレビを鑑賞。


同じようにチケット売り場が開くのを待つ若者2人も現れました。
考えることは同じですね。


帰りのバスチケットも無事に買えたところで、港町へ移動。
適当にトライシクルを捕まえ、メルセデスまで連れて行ってもらいます。80ペソ。



メルセデスは漁港町。
早朝は競りの様子も見られるみたいですが、着く頃にはもう終わっていました。

まだ少し魚が並べてあり、歩くと「エビだよ、カニだよ、安いよ!」と声がかかります。
あからさまな旅行者に、そんな大きな魚売ろうとしないでよ!笑



お腹が空いたので、熱心に魚を進めるおじちゃんに「これ買ったら調理してくれるレストラン、ある?」と聞くと「Yes, Yes!」と元気な答え。

「ほんと?どこ?」
「1kg〇〇ペソ!エビはどうだい?」
「……。」

どうやら英語があまり通じないらしく、何度聞いてもチグハグな回答。
困っていると、わらわらと人が集まってきて、気がつけば10人くらいに取り囲まれていました。


私が言わんとすることを察した一人のおばちゃんが、おじちゃんに通訳。
すると、「そんならこれ持って行きな!オレがやってるレストランがそこにあるから、そこで焼いてもらえ!」と魚を一匹手渡してくれるおじちゃん。

「え、いくら?」と聞いても、「いいよ1匹くらい、やる!」と気前の良さ。
よそ者に優しいのがフィリピン人。好きだなぁ。


教えてもらったレストランで魚を焼いてみる。
頭をこっちに向けている白いのが、いただいた魚です。



網においてぼーっとしていると、お兄ちゃんが一緒にひっくり返してくれていました。



完成!
アドボや野菜の煮物、ご飯と一緒に。
ご飯+おかず2種で60ペソ。安い。満足。


さすが新鮮なお魚さん、身ほぐれが良くって超美味でした!



氷屋さんの前を通りすぎるとき、カメラが目に入ったらしく「写真撮って!」の声がかかったのでパシャリ。
人懐っこさと写真好きっぷりはフィリピンならではですね。




長くなったので今日はここまで。
次のエントリで、やっと島にたどりつきます!

それではでは!

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