メルセデスからカリンゴ島までの船は、ボート貸し切りで2000ペソ程。
とネットで情報を得ていたため、割高だとは思いつつもボートを貸し切って行くつもりでした。
一人旅のデメリットの一つ。仕方ないと割り切りはできています。
そんな私に流暢な英語で声をかけてくる見知らぬ男性。
「ボートのオーナーに予約したの?」
「してないよ」と答えると、「おいで、手伝ってあげるから」と助けようとしてくれます。
(この人信頼して大丈夫なのか…?)と顔に出ていたのでしょう、「前にも日本人をアテンドしたんだよ。トモカって言うんだけど」
トモカ……?
ああ!!
あの記事を書いた人だ!!
警戒心は一気に溶け、この人、チャーリーにお任せすることに。
ボート手配の前に、観光案内所の名簿に名前を記入しなければならないとのこと。
登山前の名簿記帳と同じですね。
「一人でボート貸し切り?もったいない!相乗りさせてもらえるよう頼んであげるよ!」と経済的なアドバイスをくれるチャーリー。
アプアオ島から買い出しに来ていた島民の船に乗せてもらうことになりました。
なんと予定の10分の1以下、150ペソ。
なんと予定の10分の1以下、150ペソ。
アプアオ島は、目的地のカリンゴ島と港の中間くらいにある島です。
とりあえずアプアオ島まで行って、そこからカリンゴ島までの船は現地で探そう作戦!
わー、行き当たりばったり!笑
最悪、アプアオ島にもキャンプサイトはあるし、そこで泊まるのもアリだなーという感じで軽く承諾。
荷物に紛れての出発です!
途中に見える島は、カニモグ島。
ワニの形に見えるって…おお、なるほど。
さて、アプアオ島に到着、したのですが。
20人位の若者がBBQをワイワイガヤガヤ…
静かな場所での現実逃避を求めていた私には、この島は合わない…。
どうしたものかと考えていたら、若者の一人が近づいてきて話しかけてくれました。
いわく、月に一度、キャンプに出かけるグループで、今夜はこの島に泊まるんだとか。
初対面同士も多く、Facebookなどで告知をしてオープンに仲間を集っているのだそう。
「一人?なら一緒に遊ぼうよ!」と声をかけてもらったものの、一人でのんびりしたい欲が勝ち、島をあとにすることに。
明日もアプアオ島にいるそうなので、明日一緒に遊ぼう!と声をかけて。
アプアオ島キャンプサイトのオーナーのような人にお願いし、カリンゴ島までボートを出してもらいました。
交渉して300ペソ。
大きな船を貸し切りなのに、安くしてもらえた!
そして、やっと、ようやく、カリンゴ島に到着です…!
海の美しさ、最高。
キャンプサイトがあるリゾートで、泊まりたいと伝えると快くOK。
もうすぐ帰るというフィリピン人のおじさま・おばさま4人組が招いてくれて、ランチをご馳走になりました。
蟹、エビ、ビーフローフなどなどなど。
「これ食べたことある?これは?ほら、どんどん食べな!」と超もてなされ、海の幸をたらふくいただきました。
おじさまの一人は、緑の紙パックが目印の、フィリピンで一番良く見かける牛乳メーカーの牧場マネージャーさん。
「ぜひ牧場においでよ」と名刺を渡してくれたので、本気と受け取って行きます!
乳搾りたい!!
午後からはシュノーケリング。
モーター付きのボートは入れないサンゴの保護区であるため、手漕ぎのボートで移動します。
水温は暖かくて気持ちが良い。
サンゴもまあまあ綺麗。プエルトガレラには負けるけど。
ただ、魚がいない…!
お兄ちゃんによれば、夕方の方が魚がいるんだとか。
時期も悪かったのかな…残念。
その後、リゾートで働く女の子にバランガイ(町)を案内してもらうことに。
リゾートのオーナーが飼っているというヤギ。
ご丁寧に決めポーズを取ってくれました。
キャプテンと呼ばれる、各地区のリーダーの会議。
の前で、子どもたちはテレビを見ています。自由だ。
子どもたちの照れた笑いが可愛い。
バランガイは5つに分かれていて、柵の色で見分けることができます。
フィリピンらしいカラフルさ!
高校の教室。
周辺の島からも生徒が通っているんだそうです。
廃墟。
リゾート建設中に、災害にあったのかなぁと言っていました。
夕日を眺めるには良い場所で、島のデートスポットなんだとか。いいねぇ。
珍しい外国人に戸惑う子どもたち。
子どもって遊びを発明する天才だなと改めて!
携帯やテレビゲームなんてしてないで、こういうヤンチャをして育ってほしいものです。
ビーチに戻り、夕焼けを堪能。
島から眺める夕焼けってほんといいですよねぇ。
しかも一人占め。贅沢。
日暮れ後のマジックアワーも好きです。
むしろこっちのほうが好きです。
夕飯は「ココナッツミルクで煮込んだスパイシーなシーフード!」という私のリクエストに応えてくれました。
これ、まじで美味かった。
本当に美味しい。なにこれ。フィリピン料理でこんなに美味しいのあるんだ。
簡単にレシピを聞いたので、今度試してみよう…。
カニの食べ方に苦戦していると、リゾートのキャプテン(オーナー)が手取り足取り教えてくれました。
というか、殻を剥いて私に差し出し、ぜんぶ食べさせてくれました。もはや父と子。
ごちそうさまです!
そんなこんなでテントで就寝。
(テントの写真撮り忘れた……orz)
曇り空で星は見えませんでした。残念。
翌日の朝食は、チョコレートのお粥(!)。
町を案内してくれる中で話題に上がり、リクエストしたのですが…
甘いw
不味くはないけど、甘すぎてリタイアです。
ぷらぷら散歩をしていると、島に新たな観光客が。
それはまさかの、アプアオ島で出会った若者集団でした。
長くなったので続きは次のエントリで!
それではではー!
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