2016/10/03

読書ログ『ベスト・パートナーになるために ―男は火星から、女は金星からやってきた』ジョン・グレイ

『ベスト・パートナーになるために
 ―男は火星から、女は金星からやってきた』ジョン・グレイ


少し前に彼女と別れた後輩クンが、Facebookで「もっと早く読んでおくんだった」というコメント一緒にシェアしていたので、ついついポチってしまいました(笑)
Kindle版だと半額だったし、という言い訳。にょほほ。

中学生の頃に『話を聞かない男、地図の読めない女』という本を読んだことがあり、それ以来男女の考え方の違いは興味の対象ではあったのですが、この本もいろいろ発見があって面白かったです。


以下、「へぇ」と思った箇所を一部抜粋。

男は一般的には、相手からの求めがない限り、けっしてアドバイスなどしない。助けを求めない限り、相手は独力で問題を解決できるという前提に立って接することが、人生のマナーなのだ。(Kindle版 位置No. 495)
だから、良かれと思って口を出してしまう女性のお節介さは、男性には「余計なお世話」なだけでなく「自分を信じていない」とプライドを傷つけうるらしいです。へぇ。

「何があったの?」と聞かれれば、彼はただひと言「別に」とか「大丈夫だよ」と答えるだけである。・・・女性は、男性が「別に……」と答えた時には「たしかに、いまは問題を抱え込んでいるが、自分ひとりで解決できることだ。誰の助けもいらない。だから、ひとりにしておいてほしい。よけいな心配をせずに放っておいてくれないか。僕ひとりの力でピンチを打開していけると信じてもらいたい」と訴えていることを知らなければならない。(Kindle版 位置No. 1080)
そういうものなのでしょうか、男性陣。
トラブルが起きたとき、女性は誰かに喋りながら整理しようとするけれど、男性はひとり無言で対処するのだとか。へーぇ。

女性は、よかれと思って自分の要求を正当化する理由を長々と並べ立てようとする。彼女たちは、そうすることで自分の要求がいかに正当なものであるかを彼が理解して快く手助けしてくれるだろうと考えている。だが、それに対して男性は「だから、あなたは絶対に実行しなくてはならないのよ」と無理強いされているように解釈してしまうのである。(Kindle版 位置No. 1849)
よくやっちゃうやつだ(笑)
そう、よかれと思っているのですよ。ダメなんですか、そうですか。。へぇ。。

私たちはパートナーとの関係の中で、説明のつかない心の乱れを経験することがある。そして、その原因の九十パーセントは、実をいえば自分の過去に関係がある。・・・一般的に、現在の経験が関係しているのは、わずか一〇パーセント程度だと考えていい。(Kindle版 位置No. 2239)
疑いたくなる内容だけど、これが本当なら、9割は相手と直接関係のない原因で喧嘩したり別れたり…としているわけで、、悲しいですね。むぅ。


その他にも、知ってるつもりが知らなかった男女脳の違いが、具体的にまとめられているので、なかなか興味深いです。
なるほど男性は他の星から来た別の生物だったのね。

パートナーがいる人もそうでない人も、読んでみて損はないはず。
さくっと読めるので、興味ある人はぜひ。

読了日:2016年9月12日




ちなみにこの本もKindleで読みました。
海外在住だと、日本語の本が手に入らないor高いので、Kindleは必需品です。
スマホと違って目が疲れにくいのもお気に入りの理由。
他にもいろいろとおすすめできる理由はありますが…そのうちブログで書きますかね。



それではでは!

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